2014.04.24
回向柱(えこうばしら)の作製:後編
25年の8月に名古屋港に浮かんでいた原木(カナダヒバ)が、
港で製材されて1次加工:背挽き作業を行って人工乾燥し、
広和木材に入荷しました。
ここまでが前編でした。
3か月の天然乾燥を行い、広和木材で最終の製材9mの450角にすり直しを行いましたが、
前代未聞の作業となりました。
作業をするために、事務所のサッシを取り外して、机を移動しなければ9mは挽く事
が出来なく、夜社員一丸となって作業:製材を行い、無事製材が終了しました。
次に最終の手加工です。
大工さんの匠技、回向柱9mの450角を手カンナで仕上げる作業、
及び手ノミでの加工を行いました。
大工さんも手で回向柱を仕上げることは初めてで、
2日間削る、研ぐ、削る、研ぐの繰り返しで本当に大変でした。
見ていた私はとても感動いたしました。大工さん大変ご苦労様でした。
仕上がった回向柱を運搬し、納品が無事できました。
今回の仕事で、広和木材の製材機、大工の匠の技が生かせた仕事ができたことは
大変嬉しく誇りに思いました。
皆さんも一度興正寺行かれると心の癒し、パワースポットだと思います。