曲がった木をまっすぐに ~広和の<重鎮>編~
製材の箕川です。
広和木材の住宅で、近頃定番となってきた、無垢のカウンター材。
実はこれ、必ずと言っていいほど曲がりや、反りがあります。
このままでは現場施工ができませんので、本社工場で、前加工をします。
そこで広和の<重鎮>、荒川製材機の話を少し。
通常 製材機といえば、ノコ刃と定規(台車)が一体になっているので、
曲がった木はそのままの状態で製材されるのですが。
この機械は、ノコ刃と台車が別。 まっすぐな製材ができるスグレモノで、
本来は、丸太の製材を得意としています。
(原常務 回向柱のブログにも一部登場)
広和の機械のなかで、一番大きく、製材機の中心的存在ですね。
広和木材の創業時に設置されたものなので、今年でちょうど30歳です。
と、言いたい所ですが、もともと中古品だったらしいので、実年齢はそれ以上…。
幅広のカウンターも、こんな感じ。(定規の下のスキマに注目!)
もちろん、長さ方向もまっっすぐ!
一皮むけて、きれいになりました。
次の仕上げ工程もスムーズ♪
見た目はボロいですが、とてもいい仕事してくれています。
モデルさんもニッコリ☆