東濃桧の母樹林
こんにちは。
総務部の岡山です。
先日の会社研修にて、東濃桧の母樹林と製材工場を見学させていただきました。
母樹林とは、優れた桧を保護・保存するために指定された森林区域のことを言います。
今回は岐阜県加茂郡東白川村の一角にある母樹林に入らせていただきました。
樹齢100年以上の桧が多く育っており、とても迫力のある山でした。
こちらで育てている東濃桧ですが実は、
九州地方などの温かく肥沃な土地で育つ桧よりも成長が遅いことが特徴です。
理由としては、東白川村などの東濃桧が育つ山は気温が低く、肥沃ではない土地だからです。
これだけを聞くと、東濃桧は弱いのではと思われるかもしれませんが、
このような環境で育つ桧だからこそ、建築資材に優れております。
他にも建築資材に優れている点はいくつかありますが、
育つスピードが遅いことのメリットは、緻密な年輪となることです。
材木としての強度が増すだけではなく、柱や板材に製材した後も曲がりにくくなります。
ご案内いただいた方によると、長い時間を経て育った木を使った家は、
それだけ長く保たれると昔から言い伝えられているとのことでした。
40年かけて育った桧の家は40年保つ、100年かけて育った桧の家は100年保つということです。
このような、家づくりのためになるお話しや、
東濃桧の面白いお話しの一部はYouTubeにて公開しております。
さらに、1本の大木を伐採する姿などの迫力がある映像もありますので、ぜひ一度ご覧くださいませ。
□【東濃桧】命を育む森へ
□【東濃桧】命を伐る覚悟
また、製材工場の見学風景も動画にて公開しております。
なかなか見ることができない、一本の丸太が柱に変わっていく流れをご覧いただけます。
□【東濃桧】命を支える木
過去には、お家の元となる構造躯体を造り上げる「上棟」の動画も公開しております。
これらの動画を見ていただけますと、広和木材の家に使われている木材は
「どのような場所で育ち」「どのような工場で製材され」「どのように建築されていくのか」
一例をご覧いただけます。
□平屋住宅の上棟風景
弊社も材木屋から始まった工務店なので、中津川市には自社の製材工場があります。
広和木材だからこそできる、木にこだわった家づくりを、動画ではなく、
直接ご体験いただけますので、東濃桧や木の家が気になった方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。