2024.02.14
丸太をさばきましょう
先日、原専務による製材機の実技講習をしていただきました。
この製材機、正確には、乗車式自動送材車付き帯鋸盤という機械ですが、
長いので、社内では製材機とか、本機とか呼んでいます。
今回は地元産、桧原木の製材です。
木材の中でも丸太の製材が特に難しく、
一本一本違った太さ、曲がりの物を機械に固定。
桁、柱、板材等、どんな製品が無駄なく取れるかの、見極めも必要になります。
まさに、勘と経験の世界。
製材部黒田君の練習に私も立ち合い、原マイスターの指導を受けました。
うーん難しい。
こればかりは、数をこなし経験を積むしかないです。
近頃言われる、タイパの悪い作業みたいですが、
良いものを生み出すには時間も必要です。
とはいえ、丸を四角に変える工程はなんとも言えない達成感があるもので、
例えば、おでんの大根を切る。
というか、
釣った魚をさばいて、刺身にするようなイメージでしょうか。
材木屋としての、当社の強みでもあります。