月見障子
こんにちは。設計の小板です。
今週は蛭川の物件の社内検査にいってきました。
お施主様のこだわりがたくさん詰まったお家なので、みどころたくさん。
社内検査をついつい忘れて、見学会に参加している気分になってしまいそうです。
注目ポイントがたくさんあるお家なのですが、
特に私が好きなのはLDKにある天井の高さに合わせた月見障子です。
障子の上の部分がスライドできるようになっていて、
月が見えるので月見障子。
逆に下の部分がスライドできるようになっている障子は雪見障子と言うそうです。
昔の人のネーミングセンスの良さに心がときめきます。
また、障子にガラスが入ってないものは猫がすり抜けられるので
猫間障子というなんとも猫好き心をくすぐる名前がついているそうです。
猫の通路を確保したいのは今も昔も変わらず。
四季折々の景色を楽しめる風流な建具が素敵すぎて、
夜や秋の紅葉の時期はどんな景色になるのか想像が膨らみます。
障子を全部閉めていても、和紙から透ける光が明るいLDKにしてくれます。
プライバシーを保ちつつ採光も確保できる障子。先人の知恵はすごいです。
蛭川の物件は4/8から4/16まで完成見学会を行います。
まだまだお気に入りを紹介しきれないので、
ぜひ直接みて体感していただきたいです!