工務の曽我です。
今回はサンルームについてです。
私が、16年前に新築の担当させていただいたお客様から、
今春から若夫婦家族が同居されることになり
洗濯物が増えるのと、家族全員が花粉症がひどいということで、
サンルームの設置を依頼されました。
作製ポイントとしては
1. 既存のポーチ柱を利用する。
2. 木造で作製して既存住宅とマッチするようにする。
3. 隙間が無いように作り、花粉が入らないようにする。
4. 既存雨戸は、使用できるようにする。
1番悩んだのは3.4を両方とも可能にすることで
花粉が入る隙間はあってはダメだけど、雨戸が通る隙間はないとダメということでした。
考えた結論は、雨戸を使わない時はレールの隙間部分を蝶番を付けた板で塞いでおいて
台風などで雨戸を閉めるときは板を開けられるようにしました。
お客様には大変喜んでいただき、私もうまくできたと満足しています。
既製品では要求に対応出来ないことが、手作りだと対応できていく。
小さな仕事でもやりがいと、楽しさがあります。
明日は既製品では対応できない自転車置場を作りに行ってきます。
構造設計の岸です。
先日、山梨県甲州市の大菩薩嶺に
登山に行ってきました。今回はソロです。
大菩薩嶺は標高2,057mで、日本百名山の一つになります。
冬季は林道が通行止めのため
ゲート前の駐車場からスタートです。
可愛いリスが出迎えてくれます。
樹林帯を進んで行くと
福ちゃん荘に到着しました。こちらの山小屋は
皇太子様、雅子様が大菩薩嶺に登山をされた時に
休憩されたようです。
あいにく営業されていませんでしたので、スルーしていきます。
さらに登っていくと大菩薩峠に到着しました。
この場所は開けていて
南アルプス・乗鞍岳・富士山が綺麗にみえます。
もう少し登った所で昼食です。
富士山を見ながら、カップラーメン!
最高です♪
昼食を終えて山頂を目指します。
山頂は以外に樹林の中なんですね~。
三角点にタッチして帰りましょう。
今回の登山は7時間の行程でしたが
のんびり出来て、最高な景色を眺める事が出来ましたので
疲れはぜんぜんありません。
たまにはソロも良いかもしれませんね。
それではまた次回まで。
先日、豊田市で平屋の新築工事をお引き渡しさせて頂いたF様へ、ご挨拶に曽我監督と行ってきました。
とてもご満足頂いている様子で、本当にうれしかったです。
F様とのご縁は、私の母(広和木材の会長夫人)の小学校時代の同級生で、建替えを計画されたときに、母を思い出しご連絡頂いたのがきっかけでした。
すでにお子様も独立されて、ご夫婦での「終の棲家」として、平屋のご要望でした。
平屋とはいえ、基礎工事は勿論、D13の鉄筋を150mmピッチとした、長期優良仕様のベタ基礎として、
躯体構造も東濃桧をふんだんに使った建物にさせて頂きました。
(F様は長野県大桑村ご出身ですので、故郷の木で大そう喜んで頂きました)
上棟の時には、私の母と私の次男も参加させて頂き、懐かしい話も聞きながら和やかな上棟式をさせて頂きました。
奥様はご都合がつかずご出席頂けなかったので、私の母とのツーショットです。(夫婦ではありませんので、あしからず)
完成した建物は、オーソドックスではありますが、和を基調とした落ち着いた建物になりました。
内部は廊下も広くバリアフリーですので、安全にすごして頂けると思います。
これからも、元気に末永くお過ごし頂ける事と思います・・・
本当に、ありがとうございました。
構造設計の岸です。
先日、KOWA TOZAN CLUBの活動で
長野県の金峰山に登山に行ってきました。
標高2,599mで日本百名山のひとつになります。
メンバーは松村さんと私の二人です。
最初は樹林帯の中を登っていきます。
雪はそんなにありませんが、念のために
チェーンスパイクを履いていきます。
以前に登った瑞牆山が見えてきました。
富士見平小屋に到着しましたが
お休みなようです。
前に来た時は、ここから富士山がみえたのですが、
今日は残念ながら雲の中です。
まだまだ樹林帯の中を登っていきますと
有名な「看板を食べる木」がありました。
木の生命力は凄いですね!
しばらく進むと大日小屋に着きました。
この小屋は無人で、非難小屋として使われているようです。
何かあったら非難せねば・・・。
さらに進むと大日岩に到着です。
小休止して、風景を眺めています。
松村さんは何を思っているのでしょう・・・。
長い樹林帯を抜けると、砂払いの頭まで来れました。
ここで松村さんに異変が!
急登の連続で足をやられてしまったようです。
ここからまだ1時間ありますので
無理との判断をされて一人で下山されていきました。
私は頂を目指します。
ここからが、さらに大変でした。
千代の吹き上げは右側が切れ落ちているため
慎重に稜線を進んでいきます。
しかし、もの凄い風で吹雪いています。
通常1時間で行ける所を
1時間30分かけて山頂に到着です。
山頂には私一人です。
あまりの疲労で倒れこんでしまいました。
倒れたまま撮った写真です。
五丈岩の方を見ると
吹雪で私の足跡がすでに消えているではないですか?
慌てて下山開始です。
慎重にルートを思い出しながら進むと、まだ登ってくる人がいました。
その人の足跡を頼りに、砂払いの頭まで戻ってこれました。
ホッとした瞬間です。
長い登山道を下っていきましたが
往復で9時間という行程でフラフラしながら
車まで戻れました。
松村さんは、無雪期にリベンジされるそうです。
今回はかなり手強い登山でしたが達成感はあります。
やはり楽しいですね!
それではまた次回まで。