巡回調査
不動産・保険担当の金澤です。
先日、岐阜県宅地建物取引業協会 東濃支部による
巡回調査 というものが行われました。
ここで少し不動産業のお話を・・・
土地・建物など、売買・賃貸取引を業として行う場合、
不動産取引業の免許が必要になります。
この場合、国土交通大臣か県知事免許です。
免許を申請し、許可がおりれば 即営業!
とはなりません。
許可後3ヶ月以内に営業保証金というもの供託しなければ営業する事はできません。
実はこの供託金、かなり高額なんですね!
しかし、宅地建物取引業保証協会という組織に加入する場合は、
供託金が免除されます。
なので、たいていの不動産業者さんは地域の協会に加入しています。
協会に支払う 弁済業務保証金分担金 の方がはるかに安いですからね!
供託金も弁済業務保証金分担金も呼び方は違いますが、
これは不動産トラブルによる被害者への弁済金にあてられるものです。
また、協会の役割として、苦情の解決 や 研修の実施 などがあります。
ここで話は戻りますが、
広和木材は (公社)岐阜県宅地建物取引業協会の会員です。
そして年一回行われるのが 巡回調査 というものです。
これは、業者が法令を遵守し、適正な不動産業を運営しているか調査するものです。
不動産業の看板をあげているか、とか
報酬額を提示しているか、
重要事項説明書の交付状況、
そして
専任の宅地建物取引主任者が常駐しているか、
などなど・・・
計12項目チェックしていきます。
毎年毎年同じ内容なんですが、
毎回毎回とても緊張します。