香港の光景
こんにちは!設計の小板です。
春に香港に旅行にいったのですが、日本ではみない光景を目撃しました。
なんと!街中で行われている工事の足場が全て竹と紐で組んでありました。
どんなに大きなビルでも、どんなに高層でも、竹で組んだ足場で工事が進んでいます。
日本だと鉄パイプで足場を組むことがほとんどだと思うので、
竹の足場は初めてみたときはかなり衝撃でした。
調べたら香港では、竹足場の専門学校や国家資格もあるそうです。
国の定める一定のコースを履修した職人のみが竹足場を組むことができるそうです。
そこまでの訓練があってのあの足場なら、なんだかすごく安全な気がしてきました。
そして、竹は軽いので狭くて複雑な香港の街でも柔軟に組めて、
湿気が多い子香港でも錆びたりしなくて結構合理的な素材だそうです。
とは言え、本当に下を通っても大丈夫なのかなと不安になりながら歩いていましたが、
翌日にはなにも思わず、ガンガン歩けるようになりました。慣れました。
イギリス文化がほんのり残る香港の中心地を、竹の足場の下をくぐって、歩く。
このギャップがとってもノスタルジックでよかったです!
香港の文化がこれからどんどん進んでも、
竹足場のある景色がなくならないといいなと個人的には思います。
今後香港にいく予定のある人は、ぜひ積極的に足場の下を歩いてみてください!