こんにちは。工務の曽我です。
先日、昨年11月から着工していた桑名市のおぎた小児歯科さんが完成して無事オープンすることができました。
約100坪の診療室等のフロアーと、30坪ほどの2階バルコニーに遊具を備えたちびっこ広場が有り、
とても広くて楽しい歯医者さんになりました。
約250坪の広い敷地に新しく建物が建ち水路には橋を架けて、街の風景が変わりました。
建築の仕事は、街並みを変えていく事が出来るのでやりがいもあります。
バルコニーには人工芝を敷きつめ、コストコの木製遊具があります。
標準でついているブランコは危ないので、私の手作りでロープ登りに改造しました。
時計台の内部はクライミングウォールを造り、床には厚さ10センチのマットを敷き込んだので
万が一転倒しても大丈夫なのですが、私が考えて取り付けたホールドの順序が悪く登れないと
子供たちに不評のようです。(手直し必要)
屋根には手作りの風見兎を取り付けました。(動きませんが)
内部には待ち時間に遊べるように階段と併設のすべり台もあります。
また、診療の待ち時間を利用してできる学習スペースもあり、
子供達にとっては、楽しくてなかなか帰りたくない場所になると思います。
歯科医院にとって一番大事な治療用チェアーが、メーカーの段取りでオープン2日前に設置になり、
配管、配線は大丈夫かと心配でハラハラしましたが、無事に設置が終わりやれやれでした。
オープン前3日間は私も院内の備品の取付けや飾り付け等で、夜中まで作業をしましたが、
医院の女性スタッフの皆さんも夜中まで準備作業をされていました。
建物を完成させるのも大変でしたが、そこからオープンにこぎつけるまでの作業の多さや細かさが、
住宅を完成させるのとは違う大変さが良くわかりました。
住宅ばかりではなく用途の違う建物に携われることは、建築の違う知識も習得でき良い経験になります。
これからもどんな建物にでも携わっていきたいと思います。