こんにちは。設計の田口です。
お家ライフ楽しんでますか。改めて「家の居心地」って大切だなって感じてます。
家もちょっとしたこだわりを毎日感じるだけで嬉しくなる気がします。
そんなこだわりアイテムのご紹介。
今日は最近よく耳にするモルタルっぽい無機質な左官仕上げのモールテックスについて。
モールテックスはベルギーの会社が販売する左官仕上げ材の商品面です。
モルタルの様な風合いですがセメント基材ではなく柔軟性があり
薄く仕上げる事が可能なため様々な場所に施工が可能です。
東海地方でもすごい勢いで増えているスターバックスさんの店内に良く使われています。
(愛知、岐阜では、20日からしばらくの間休業です。コロナが落ち着くまで不要不急の外出はNGです。)
さて、広和木材でもモールテックスを採用したお家がありますのでご紹介。
和風のお家の作製洗面台。
カウンターとボウルにモールテックスを施工。
少しブラウンに着色した無機質なモールテックスと木目の相性がグッドです。
角がしっかりと出せるのも特徴。ムラ感がまた良いです。
こちらは、アクセント壁に採用したお家。ただ今完成に向けて黙々と進行中。
内部は壁掛けTVを設置する壁面とキッチンカウンターに施工。
リモコンニッチにはやっぱり木目がお洒落です。
外部のモルタルデッキに一体の洗い場を作製し中だけモールテックスで仕上げています。
こちらのお家のモールテックスは黒(濃いグレー)で統一しています。
左官なので、手仕事のランダム加減が良いですよね。
大きな面だとパターンが大胆でこれもまた味があります。
さてさて、これからも採用が増えて行きそうなモールテクスですが実は何工程も必要で施工は結構大変です。
普通の左官壁と比べても、ちょっとお値段はかかりますが、アクセントにいかがでしょうか。
4月、新年度ですね。
設計の田口です。
小牧も桜が満開で、通りすがりに春を堪能しています。
この時期は住宅業界でも新商品にワクワクする季節です。
今年度、個人的にキュンとしたのは
LIXILから出ている機能性内装材エコカラットプラスの新柄です。
まずエコカラットプラスとはなんぞや?
壁に貼るタイルの様な物で、原材料は土です。
多孔質セラミック。小さな孔が沢山あいた焼き物。
調湿、消臭、有害物質吸着といった従来のエコカラットの性能に
水拭きできる御手入れのしやすさを加えたものがエコカラットプラスです。
機能だけでなく、意匠性もあるので、
お部屋のアクセントに使われる事も多々あります。
こまき南展示場でも玄関やリビングに使っています。
さてさて、話は新柄の事。
近年、様々な所で目にするデザイナーさんとのコラボレーション。
LIXILさんも大胆にやってくれました。
フィンランドのテキスタイルブランド、Johanna Gullichsen。
正直な感想は大柄でエコカラットとして見るとどうかな?とは思います。
でも、商品化まで行った取り組みは大好きです。
現物を見ていないのでどんな風に見えるのか楽しみです。
他にも新柄出ています。もちろん、今までの定番も沢山あります。
ご興味ある方は採用を検討してみてください。
リフォームでも簡単に施工が出来ちゃう気軽さがあります。
余談です。
冬の夜が長い北欧では、
家で過す時間が長いので内装や家具、テキスタイルなど華やかで可愛らしい物が多いです。
家で過す時間が増えている今、ちょっとした事で気分を変えて
家で過す時間をより楽しく思えると良いなと思います。