構造設計の岸です。
今回は「屋久島・宮之浦岳登山編」です。
宮之浦岳は標高1,936mで九州地方の最高峰となります。
日本百名山の一つです。
淀川登山口から白谷雲水峡までの縦走コースにチェレンジです。
1泊2日で約27㎞の行程になります。
屋久島の事を詳しく知りたいので、地元のガイドさん
「屋久島野外活動総合センターYNAC」さんに案内を
お願いしていました。
朝4時30分に宿泊先まで迎えにきてもらい
淀川登山口に向かいます。
登山口で行程を説明してもらい、準備運動をして出発です。
左端の方が、ガイドの小原さん
右端の方が、ガイドのさの君です。
松村さんと私以外にも二人の参加者の方がみえました。
登山道に入ると、さっそく大きな屋久杉が我々を出迎えてくれます。
この大きさでもまだ若いらしいです。
間もなく淀川に到着です。ここで一休み!
透明で綺麗な川です。飲んでも大丈夫ですよ。
屋久島は年に366日雨が降ると言われるぐらい
降水量が多く、雨を覚悟していましたが天気も良く
遠くの山も見る事ができました。
高盤岳です。通称トーフ岩
写真では解りませんが、高さは10mを超えているそうです。
しばらく進むと、見晴らしの良い展望台へ着きます。
展望台と言っても、岩の上ですが・・・。
そこからは黒味岳(写真中央)を望む事ができます。
黒味岳の山頂にも岩があり、白クマが横になっているように見えますが
写真が小さくて見えませんね・・・(笑)
さらに登山道を進むと、ん?獣の匂いがする・・・。
ヤクシカとヤクザルです。
最初は驚きましたが、登山道には普通にいます。
警戒心は無いようです。
花之江河に到着です。
ここは動物達の貴重な水場のようです。
黒味岳が近くなってきましたが、昼食はこの裏側との事です。
まだまだ遠いですね~。
登山道は急な部分もありますが、皆さんスイスイ登っていかれます。
健脚な方ばかりです。さの君は20㎏以上の荷物を背負っているんですよ!
頭が下がります。
やっと投石平に到着しました。
ここが昼食の場所になります。昼食はお弁当になりますが
自然の中で食べるお弁当は最高ですね!
黒味岳を反対から見るとこんな感じです。
1時間程休憩して出発です。
まだまだ急な所は続きますよ~。ロープを使ったりして登っていきます。
急な所を登りきると、稜線上に出てきます。
稜線上をしばらく歩いていると、栗生岳が見えてきました。
この背後に、目指す宮之浦岳があります。
稜線からは変わった形の岩がたくさん見る事ができます。
特にこの岩!食パン岩と小原さんが教えてくれました。
2004年の台風で崩れてしまい、今の形になってしまったようです。
背後には翁岳や安房岳が綺麗に見えています。
やっと宮之浦岳の山頂に到着しました。
山頂からは永田岳が見えました。険しそうですね~。
皆で記念撮影!
団体のツアー客さん達もいなく、山頂はほぼ貸切状態です。
いや~この景色!写真ではなく実際に見ていただきたいですね~。
我々を待っていてくれたように、下山しはじめたら雲があがってきました。
この風景も幻想的ですね。
本日は、高塚小屋手前でテント泊です。
明日は早朝から「縄文杉」を目指します。
この続きは次回、「屋久島・縄文杉編」でお知らせしますね。
それではまた次回まで。