寒くなり空気が澄んで空が綺麗に見える季節になりましたね。
こんにちは。設計の田口です。
そんな寒空の中、念願のチームラボさんのボタニカルガーデンに行ってきました。
時期ですね。電飾系連チャンです。
チームラボさんの演出で夜の長居植物園全体が異空間になっています。
おそらく一番インパクトがある「風の中を散逸する鳥の彫刻群」をはじめ
14の作品が園内の至る所に結構な規模で配置されていて圧巻です。
園内ではアプリで作品の説明を見ながら自由に楽しめます。
普段関わっている家や建物などの閉ざされた空間ではなく、
外に開かれた空間が、光をテーマにしたアートによって
触れたり、音を鳴らしたり、風や動物の動きや環境の変化に応じで変わる演出が大変魅力的でした。
ぜひ興味がある方は行ってみてください。大阪です。
朝晩少し冷えるようになり、
ようやく上着を羽織るようになりました。
こんにちは。設計の田口です。
今年は住んでいる町内で役を貰っていまして
氏神様の大祭に向けた準備に励んでいます。
建築でも祭事で縁のある神事。
私も小さい頃から祝詞を聞いて育ちましたので、
自然と神社を身近に感じています。
さて、今回作成したしめ縄は境内に張り巡らす細いものです。
地域の農家さんが大切にしめ縄専用に育てた稲から
総出で縄を綯います。
しめ縄は、私たちが普段慣れている右巻きとは区別されていて
左巻きになっているそうです。知らなかった。
多少不恰好ですが、雨風に晒されて馴染んでいくと思います。
貴重な経験ができました。
すっかり夏らしい太陽と
しっとり譲らない梅雨に
身体がやられてしまいそうな田口です。
さてさて、今日は単位のお祝いについて。
人の成長過程でのお祝いで思い浮かぶことは、誕生日や入園、入学、卒業など何かの節目が多いです。
決まった節目でなく、それぞれ違った成長度合いでいつの間にかやってくるメーターの扉。
多くの人が気づかぬ間に過ぎていく身長1メートルという単位に成長した事を
大々的にお祝いしても良いのではないかというご提案。
その名も『1 Meter Party』
センチメートルからメートルへの大きな一歩。
ぜひ1Mのケーキや1Mのブロック、1Mのトンネルを作ってお祝いしてみてください。
なにか新たな価値観が生まれるかもしれません。。
PS これには元ネタがありまして
10年ほど前に開催された単位展で見かけたオランダのアーティストさんの作品です。
とても素敵だなーと心に仕舞っていました。
4月、新しい年度がスタートしました。
一区切りつけて、新たな気持ちになれる良い季節です。
少しだけ軽やかな気分の田口です。
さてさて今日は少しワイルドな丸太の話です。
内装に丸太を使ったLDKにしたい!から始まりました。
雰囲気はヨーロッパの田舎の様な感じ。
木造の家づくりには加工がし易い角材が多く使われています。
角材にするためには伐採した木の皮を剥がし製材するという作業が行われています。
しかし、
今回の要望は皮も残っているような荒々しい丸太そのままが良いということ。
・・・悩みます。
雰囲気からも輸入材にはなりますが米松にすることに。
港に入荷されたばかりの丸太の選別から行います。
・・・・ワイルド。
皮の色や表面の状態、形や大きさをみながら直径40cm程度の丸太を選びました。
プレカット工場に運んで、どこにどの材料をどういう角度で使用するかをお施主様にも同席してもらい決定します。
床を支える梁材が3本、柱材が1本です。
他の材料と比べてもかなりの大きさ。立派です。
機械では到底加工できませんので特殊材を扱う作業場で大工さんの手作業で加工されていきます。
これは床を支える梁に使う3本。
3方が平らに削られていますが、削られていない面が下で見える所になります。
建て方は無事に進み、丸太も家の一部となりました。
紅白幕が巻かれているのが丸太の柱です。
特に他の柱材が華奢に見えてしまいますが、丸太が立派すぎるためでご安心ください。
構造計算をして耐震等級も確保されています。
黙々と造作を進めてもらい。無事に完成することができました。
天井はビンテージ加工された羽目板を使用。
間の角材の梁は塗装で調色しました。丸太の皮の部分はそのまま。
ヨーロッパの田舎の雰囲気出てますよね。素敵なLDK空間です。
こちらのお家、随所にこだわりが満載なので改めてどこかでご紹介させてもらいます。
写真を少しだけつけておきますのでお楽しみに。
ではでは。
建築業界は天気にすごく影響を受けます。
こんにちは。設計の田口です。
梅雨が早々に明けたはずが、かなり天気に悩まされていてます。
なかなか予報通りの天候になってくれませんし、
晴れ過ぎても日射や気温、熱中症の心配など、本当にこの時期は大変です。
さて、先日はそんな読めない天候の中、岐阜県中濃地域で建て方がありました。
岐阜県ですが中濃地域をはじめ、岐阜地域、西濃地域の物件は小牧支店が担当する事が多いです。
岐阜方面へは小牧市からの方が中津川市よりアクセスしやすいです。
今回のお家は
広和木材の代表的な大屋根の家を大変気に入っていただき、ご計画となりました。
そのお気に入りの家は「古民家風の味わい深い木のお家」。
計画地は長閑な山に囲まれた、とっても静かで川の音が心地よい空気のきれいな場所です。
そんな山々の風景に馴染むような、和風で雰囲気の良い素敵な住まいです。
平屋建てに見える瓦葺きの「への字」大屋根がどっしりとして、軒先は深くぐるっと回っています。
深い軒下にはウッドデッキを設けて、自慢のお庭や山々を望む計画となっています。
リビングは、桧の丸太梁と屋根に沿った勾配天井が開放的でダイナミック。
そんな空間で、薪ストーブを眺めながら、のんびりとした生活。。。とても魅力的です。
上棟式の際は少し雨に降りこまれましたが、これも縁起が良い事です。
この度は上棟おめでとうございます!
そして、引き続きよろしくお願い致します。
天然の鮎も全身で喜びの舞を踊ってくれました。