こんにちは。設計の田口です。
少し前になりますが、学生時代から大好きな建築家、坂茂さんの講演会へ行ってきました。
建築家として第一線で活躍される世界的にも著名な坂さんの建築は、
プロセスや存在意義といった部分でとても惹きつけられる建物ばかりです。
前半は歴代の作品を丁寧に説明してくれて、とてもわくわくする楽しい時間でした。
後半は坂さんの代名詞と言える、社会貢献、災害時の活動など考えさせられる内容でした。
ちょうど正月に能登で大きな地震があったばかり。被災地ですでに活動されているそうです。
体育館等の一時的な避難所の生活環境の改善なんて思ってもみない事でした。
誰の手でも簡単に作れるものでプライバシーをいかにして保つか。紙管を使った間仕切りがもっと普及していくと良いと思います。
坂さんが代表を務めるNPO VANが実際に能登半島地震で提供した紙管の間仕切りの記事がありました。
下の画像をがリンクになってます。ぜひ見てみてください。
私たちの仕事は、まず地震等災害に強い建物を作る事。ですが、100%ではありません。
いつどんなことが起こるかも分かりません。避難所等でも安心して自分や家族と過ごせる。
そんなシミュレーションがもっと身近に広がっていくと良いなと感じました。
初めて目の前でお話を聞くことができ、自分も建築家の端くれとして色々と考えさせられました。
暑いのか寒いのか、秋なのか。設計の田口です。
実家の栗畑の隣は、話題のリニアが着々と工事中です。
子どもの頃に遊んでいた森は開拓され、丸裸の広大な場所となっていました。
この工事個所はリニアが地上を走る部分です。
写真中央の奥に小さくトンネルの出口が見えます。
おそらく地上と言ってもトンネル状の筒で囲んでしまうという話ですが。
改めてとてつもない工事をしてるんだなと思いながら、私は栗をせっせと拾うのでした。
ここをリニアが通るのはあと何回実りの秋を楽しんでからでしょうか。
というか秋はちゃんと秋でいてくれるのでしょうか。
心配は尽きません。
こんにちは。
本厄の田口です。
新年だなと思っていたらいつの間にか2月も終わりますね。。。
年明け早々、普段から年回りなど気にしない性格なのですが
周りから強く勧められ厄払いへお伊勢さんへ行ってきました。
時期も良かったのでついでにいちごも狩ってきました。
もう完璧。
今年もよい一年になりそうです。
建築業界にずっと居るのに、いつも鉄コン筋クリートが頭に浮かんでしまう田口です。
素敵な漫画です。
さて、私たちはRC造と呼ぶことが多い鉄筋コンクリート造の建物。
木造が得意な広和木材も鉄筋コンクリート造の家をリフォーム、リノベーションする事もあります。
マンションリノベーションなどは基本的に鉄筋コンクリート造が多いです。
今施工しているのは鉄筋コンクリート造の戸建て住宅。
昭和40年代に建てられた立派な建物。断熱性はほぼ皆無で夏暑く冬寒い当時の建物の典型的です。
ただし、お施主様にとっては思い入れも多く、築50年を超えてますが構造はしっかりしています。
出来る限り鉄筋コンクリート造の雰囲気を残しつつ改装をしたいとの要望でした。
雨仕舞の老朽化もあり、木を使って家全体に大きく屋根を掛けたり
内部にも木の暖かさを組み込んで、空間の雰囲気を良くする計画です。
もちろん断熱性も向上させて快適性も確保します。
リノベーションは工事中にどうしよう?ってことが良くあります。
随時確認や検討をしながら工事を進めてもらっています。
概ね形は出来上がってきました。もう少しよろしくお願いいたします。
一段と冬らしい寒さになってきました。
事務所では比較的薄着ですが、
外へ出るときはしっかりと着込んで立ち向かいます。
さて、
岐阜県で昨年お引渡しをしたOB様のお家に入居後のインタビューで伺ってきました。
岐阜県でも西濃や中濃地方は小牧支店のスタッフで対応させてもらうことが多いです。
長閑な山間に立つ家は、開放的な勾配天井の吹抜と薪ストーブがある素敵な空間です。
気さくなご夫婦が快くインタビューに応じてくださり、住み心地を色々と教えてくださいました。
住んでみて分かることって結構あります。設計として大変参考になるお話です。
また、撮影日はあいにくの雪模様。。11月だったのですが今年一番の寒さがやってきた日。
正直撮影には向いてないのですが、薪ストーブもあり室内はかなり快適でした。
警戒して着込んでいた私は少し暑くなり、途中で汗をかき2枚ほど脱ぐ始末。
外の環境に左右されず室内が快適ってすごく大切で幸せです。
インタビュー内容は順次YouTube等にもアップされていきますので是非ご覧ください。
黒柴かわいかったー