手強かった金峰山
構造設計の岸です。
先日、KOWA TOZAN CLUBの活動で
長野県の金峰山に登山に行ってきました。
標高2,599mで日本百名山のひとつになります。
メンバーは松村さんと私の二人です。
最初は樹林帯の中を登っていきます。
雪はそんなにありませんが、念のために
チェーンスパイクを履いていきます。
以前に登った瑞牆山が見えてきました。
富士見平小屋に到着しましたが
お休みなようです。
前に来た時は、ここから富士山がみえたのですが、
今日は残念ながら雲の中です。
まだまだ樹林帯の中を登っていきますと
有名な「看板を食べる木」がありました。
木の生命力は凄いですね!
しばらく進むと大日小屋に着きました。
この小屋は無人で、非難小屋として使われているようです。
何かあったら非難せねば・・・。
さらに進むと大日岩に到着です。
小休止して、風景を眺めています。
松村さんは何を思っているのでしょう・・・。
長い樹林帯を抜けると、砂払いの頭まで来れました。
ここで松村さんに異変が!
急登の連続で足をやられてしまったようです。
ここからまだ1時間ありますので
無理との判断をされて一人で下山されていきました。
私は頂を目指します。
ここからが、さらに大変でした。
千代の吹き上げは右側が切れ落ちているため
慎重に稜線を進んでいきます。
しかし、もの凄い風で吹雪いています。
通常1時間で行ける所を
1時間30分かけて山頂に到着です。
山頂には私一人です。
あまりの疲労で倒れこんでしまいました。
倒れたまま撮った写真です。
五丈岩の方を見ると
吹雪で私の足跡がすでに消えているではないですか?
慌てて下山開始です。
慎重にルートを思い出しながら進むと、まだ登ってくる人がいました。
その人の足跡を頼りに、砂払いの頭まで戻ってこれました。
ホッとした瞬間です。
長い登山道を下っていきましたが
往復で9時間という行程でフラフラしながら
車まで戻れました。
松村さんは、無雪期にリベンジされるそうです。
今回はかなり手強い登山でしたが達成感はあります。
やはり楽しいですね!
それではまた次回まで。