2016.11.22
材料の検品
構造設計の岸です。
先日、岐阜県高山市の飛騨高山森林組合さんに
材料検品に行ってきました。
今回は化粧桁の検品です。
最初に工場の案内をしていただきました。
まずは原木の皮を剥き、角材に製材します。
200φぐらいの丸太を機械で転がし
一番良い向き、材寸にカットします。
こんな大きな丸太から120角程度の角材にしかなりません。
つぎに乾燥機で2週間から3週間程
じっくりと乾燥させます。
乾燥が終えると、1本1本グレーディング検査です。
機械で材料を曲げて、強度を測っていきます。
最後に人の目で1本づつ割れ等を確認して
仕分けされて製品となります。
丁寧な仕事に関心します。
工場の見学を終え、お客様の化粧桁の選別を行いました。
沢山の材料の中から選んでいきます。
設計図面と材料を見比べ、
使用する箇所の番付けを書いていきます。
選んだ材がお客様の家に使われるのが楽しみです。
私の仕事は、梁組を考えたりして形にしていく事です。
お客様との打合せ等はありませんが、
一棟入魂で、今後も仕事に取り組んでいきたいと思います。
それではまた次回まで。