ネットゼロエネルギー住宅
設計の伊藤です。
今回はネットゼロエネルギー住宅に関して書かせて頂きます。
ネットゼロエネルギー住宅とは、
一次エネルギー消費量を正味(ネット)でゼロにする住宅です。
一次エネルギーとは、
自然から採取されたままの物質の源としたエネルギーのことで、
石油・石炭・天然ガス・水力・原子力などのことを言います。
住宅で考えると電気・ガスが該当します。
よって、ネットゼロエネルギー住宅とは、
高断熱・高気密にして冷暖房の効率をあげる。
LEDを使用する。
高効率の給湯器にする等、エネルギーの消費量を減らし、
太陽光発電や排熱を利用したエネルギーの作成量を増やすことで、
エネルギーの作成量≧消費量とした住宅のことを言います。
弊社では、平成24年度から実績があり、
24年度 1件
25年度 1件
26年度 3件
27年度 4件
建てさせて頂きました。
また、補助金を申請させて頂くことで、
ゼロエネルギー住宅を建てるお手伝いをさせて頂いてきました。
今年もネットゼロエネルギー住宅を建てさせて頂くにあたり、
ビルダー登録を行います。
登録にあたり下記の目標を公表させていただきます。
28年度・・・20%
29年度・・・35%
30年度・・・55%
31年度・・・65%
32年度・・・75%
弊社で新築、改築するお客様が、
ネットゼロエネルギー住宅及び同等の住宅をお選びになるよう、
ご案内させて頂き、少しでも普及するよう努めさせて頂きます。
最後に補助金のホームページの事業趣旨を載せさせて頂きます。
我が国では「エネルギー基本計画」(2014年4月閣議決定)において、「住宅については、
2020年までに標準的な新築住宅で、2030年までに新築住宅の平均で住宅の年間の
一次エネルギー消費量が正味(ネット)でゼロとなる住宅(以下、「ZEH」という)の実現を目指す」とする政策目標を設定しています。
本事業は、上記政策目標とZEHロードマップに基づくZEHの普及を加速させることを目標として、
ZEHを新築する、ZEHの新築建売住宅を購入する、または既築住宅をZEHへ改修する者に補助金を交付するものです。