昔懐かし
こんにちは!工務の吉本です。
先日お引渡しさせていただきました知多市の家をご紹介。
こちらの物件は、以前のお住まいで使用されていた建具や照明等を再利用する計画のお家です。
現代の新しい建材と色々な思い出が詰まった建具がとても綺麗に融合しました。
なんといってもTHE「和室」な空間。
古いお家で使用されていた、杉の船底天井の板を加工し、格天井となりました。
壁の仕上げは真壁の聚楽塗、今では珍しくなりましたが、
い草で作成した畳(い草の香りがとてもいい!!)
天然畳は色も変わり、匂いもなくなってしまいますが、
特別感と経年変化を楽しめるのでいいですね。
メンテナンスが容易でカラーも豊富な和紙畳もいいですが、
古くからある素材も大事にしていきたいと思います。
建具も夏と冬で変えるという、初めて見たのですが、
夏は風が通る様にすだれの建具、冬は襖戸で冷気をシャットアウト。
快適且つ模様替えの様な機能と
見た目の変化が楽しめる仕様を再現しました。
現在のお家づくりでは見かけなくなった
サザエさんのお家のような広縁もあり、
日向ぼっこしながら快適な昼寝も出来ちゃいます。
我が家も広縁を取り入れればよかった・・・(笑)
色々ご紹介したいところですが、今回はここまで。
新しいものだけでなく古き良きものも大事に日々アップデートしていきたいですね。