クラフトマンシップ
こんにちは!
設計の大前です。
昨日、住設メーカーのトクラスさんの浜松工場へ見学に行ってきました。
トクラスさんはヤマハリビングテックさんから2013年にトクラス株式会社へ社名を変更している経緯があります。
ヤマハさんと言えば楽器が有名で皆さんもご存じかと思いますが、ヤマハさんは高級家具や、原動機(オートバイ)、スポーツ用品など様々な事業を展開しています。
もとは創業者の山葉さんが受けたオルガンの修理がはじまりだそうです。
新素材の開発を手掛けている中、1964年にモーターボートに使用していたFRPでバスタブの生産を開始、そして1984年にFRPの欠点を改良した人造大理石バスタブ「エクラン」が誕生しています。その後も改良を重ね現在の商品「テノール」、「グラーナ」という耐熱、キズ、汚れ、衝撃に強く透明感のある人造大理石が誕生しています。
万が一キズが付いた時は、お客様自身で研磨材で磨けば綺麗にできるところも魅力的な素材であるところです。
又ピアノ塗装の技術をキッチンなどの扉の塗装に使っているそうで、職人さんが一つひとつ手掛けているところを見てきました。オートメーションではなくすべての作業を職人さんが行っていました。
これぞクラフトマンシップを見せてもらいました。
工場内は撮影が禁止になっていたので写真をお見せできないのが残念です。
最後に入浴体験もさせてもらいました。
人造大理石の肌ざわりがとても良かったです!
今回はトクラスさんの物づくりへの思いと技術力が見れて大変良かったです。
僕もクラフトマンシップを持って設計業に向き合って行こうと感じた工場見学でした!