バンクシー展へ
こんにちは。
毎朝庭に植えたきゅうりとミニトマトの成長を見るのを
楽しみにしている支店総務の倉野です。
2月から絶対行こうと思っていた【バンクシー展 天才か反逆者か】
途中で延長されたので呑気にしていて、気づいたら最終日💦
ちょうど出かけた帰りに寄ることができました😊
バンクシーで有名なのは《ガール・ウィズ・バルーン》。
皆さんも一度はご覧になったことがあると思います。
政治や反権力などへの強いメッセージが多い中で、
多くの人には希望のシンボルとなっているこの作品。
2018年サザビーズのオークションで104万ポンドで落札のハンマーが打たれた瞬間、
キャンバスに仕掛けられたシュレッターを通過し始めたニュースは記憶に新しく
常に世界を驚かせ影響を与え続けています。
沢山の作品の中でも、私がしばらくその前から動けなくなった作品は【ナパーム弾】でした。
真ん中にいる全身火傷を負って泣き叫ぶ少女は『ナパーム弾から逃げる少女』で有名なキムフックさん。
ベトナム戦争を終わらせるのに大きな影響を与えたとも言われる写真の少女です。
泣け叫びながら逃げる少女の両脇にはアメリカ文化のアイコン、
ロナルド マクドナルドとミッキーマウスが。
2人は笑みを浮かべて少女の手を引いています。
助けようとしているのかそうではない方向へ導いているのか、
皆さんにはどのように映るでしょうか。
【ブレグジット】も強く印象に残る作品でした。
ヨーロッパ連合の旗から作業員が金色の星の1つを削り取る様子が描かれていて、
イギリスのEU離脱のプロセスがテーマになっています。
政治・戦争・資本主義に対してのメッセージが多く感じられたバンクシー展ですが、
猿とネズミを用いたメッセージもバンクシーらしいと思いました。
見る人に色々考えさせ、問いかける作品ばかり。
本当に行って良かったです!
次は福岡で開催予定・・・
沢山の方が刺激を受けられることと思います。