Mさん
古き良き素材を活かした古民家再生
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家族構成:Mさん夫婦、子ども3人
構造:木造軸組み工法 2階建て
完工日:2023年
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古民家を買って、自らリフォームをしました
インタビュー:
古民家再生をしようと思ったきっかけは何ですか?
お客様:
古民家が好きだからです。
普段新築の監督をやらせて頂いているんですけど「新築もいいな~」と思ったんですけど、自分家だったら「絶対古民家だな~」ってことで古民家を買って、自らリフォームをしました。
インタビュー:
外観はどのような施工をされたのですか?
お客様:
外壁は、元々(旧)の漆喰の壁の上に「アレス漆喰」という漆喰を自分で塗り、木部の部分も塗装しないと腐食したりしてしまうのでそこも塗りました。
玄関部分の壁は、和に寄せたいなって事で「KMEW ソリド」という外壁材で「サビ茶」っていう色を外壁屋さんの提案も頂きながら選びました。
玄関建具は、断熱性のあるリフォーム用の玄関ドアに替えさせてもらって引き違いが和風に合うかな?って感じですね。
インタビュー:
いつもと一味違いますね!専門的なところが…(笑)素晴らしいです!外壁は、自分達で塗装されたんですね!
家の中で一番お気に入りの場所ですね!
インタビュー:
元々、玄関土間はこんなに広かったのですか?
お客様:
元々は、4帖の玄関土間と5帖のホールがあって天井の板も張られてました。小屋裏を登ったときに立派な梁があったので、是非見せたいなということで天井を取っちゃいました。家の中で一番お気に入りの場所ですね!
インタビュー:
土間を広げた理由は何ですか?
お客様:
古民家というと土間があるイメージが強かったので、ホールを縮めて土間を広げた感じですね。土間があるとひんやりして気持ちいので夏とかここで昼寝出来たりとか…(笑)
OB客様のアイデアを参考に取り入れました
インタビュー:
リビング全体としては古民家って感じですね!手を加えた所はあるんですか?
お客様:
大きい桁は雰囲気を残すために再塗装せずに、水拭きで綺麗にしました。
あとは、リビングに薪ストーブを置きたくて、壁と床に耐火材を施工して、冬は薪ストーブで部屋を温める感じですね
インタビュー:
ボルダリングがあるんですか?
お客様:
広和で建ててくださったお施主様を参考に「これはやりたいな!」と思ってボルダリングを施工しました。
インタビュー:
キッチン部分はどんな施工をされたのですか?
お客様:
前は土間のキッチンで昭和レトロみたいな感じの水廻りでした。
床は土間だったんですけど、下地を造ってクッションフロアにしました。
元々キッチンが配置されてた場所は、奥さんの裁縫やアイロンがけなどの家事スペースにしました。
古民家だけど近代的なものを入れたデザインにしました
インタビュー:
小屋裏へ繋がる階段は元からあったものですか?
お客様:
元からないです(笑)
新築で使用する床材で時間をかけて土日の休みで造りました。塗装をして古民家風に…
インタビュー:
この造作洗面化粧台は元々ここにあったんですか?
お客様:
元々ないですね。床をめくって配管しました。
この造作洗面化粧台のカウンターは製材部の方に厳選してもらって、古民家に合うウォールナットの一枚板を選びました。
正面のタイルは、DIYで奥さんが貼りました。全体的に古民家なんだけど、近代的なものを入れたデザインにしました。
古民家再生はとても楽しいですね
インタビュー:
監督目線でもお施主様でも家づくりを考えられている方へのアドバイスをお願いします
お客様:
古民家再生なので建物が傾いていたりとか、床が斜めになっていたとかすると思うんですけどもそれをまず味を思える人。
古民家の魅力の一つは、建具で間仕切られてることが多いものですから、自由に間取りが組めたりとか柱も建てらてれ強度も間増しますね
デメリットは、傾いている。それをご理解頂ければ古民家再生はとても楽しいですね。