今年は伊勢神宮の式年遷宮への意義ある年でした
早いもので12月を迎え今年も残すところわずかとなりました。
今年は表題にもある平成45年(もう来年から平成は切り替わりますが……)
の第63回伊勢神宮式年遷宮に向けたビッグイベントが重なりました。
そのスタートには伊勢神宮周辺とその大祭の前後にある、この地域の大自然を見つめ直す機会を映画にした、
「うみ やま あひだ」の上映会&トークショーを9月17日に福岡文化センターにて行いました。
そのトークショーでは、12年前平成の大合併をした「中津川市産直住宅振興会」が
中津川市の中でも、「千年の森磨き上げ実行委員会」という会に参画していて、
その会を代表して宮澤監督さんらとのトークショーに出演させて頂きました。
(その際に参加頂きました皆様にはありがとうございました)
そして、10月30日には中津川市神宮備林(美林)より、その御用材伐採「斧入式」を挙行させて頂き、
我々「中津川市産直住宅振興会」メンバーも別席にて見学させて頂ける機会を頂きました。
きこりさん達のことを杣(そま)人と古来より言いますが……
式年遷宮の杣人達は「木を倒す」と言わず「木が寝る」といって、
木材を神様の化身ともとらえての「ご神木」を尊重する姿には改めて身が引き締まる思いです。
その御神木を、11月5日の中津川市中山道祭り六斎市で参加された皆さん、
加子母木やり保存会、付知木やり保存会の皆さんと共にご神木を台車に乗せての「お木曳き」を行いました。
伊勢神宮奉賛会の
「合併した中津川市での初めての儀式を六斎市でお披露目し、
全国的にも中津川市として発信しよう」
との掛け声に中津川商工会議所のが応えて頂き実現しました。
リニア開通(岐阜駅は中津川市)は2027年ということですが……
伊勢神宮の式年遷宮への本格的ご神木出しの予定は8年後とのことです。
日本の中でも中津川市と長野県上松町のみが出すことのできるご神木……
そんな素晴らしい桧で素晴らしい住宅を作らせて頂ける喜びを
我々広和木材も再確認させて頂き頑張る所存です。
ありがとうございました。