伊勢神宮は20年に一度の式年遷宮の年です
広和木材は「中津川市産直住宅振興会」の会員であり、昨年は今年の「式年遷宮」に向けた、外宮にある加工場見学(特別)に参加させて頂きました。
「式年遷宮」は19年前に、その素材となる「ひのき」を、岐阜県の中津川市(木曽川支流の付知川周辺は裏木曽と呼ばれる有数のひのき産地)から切り出すところから始まります。
その素晴らしい木材を、中津川市から伊勢神宮までの道中(古くは木曽川を利用)でお引き回し、その沿道の住民から次の地域の住民へと手から手へ、心から心へと受け継がれて伊勢神宮の外宮加工場まで持ち込まれます。
その後、池での水保管の後、製材機(広和木材本社にもあります)での製材をして、天然乾燥保管をしてから、いよいよ墨付け、加工との工程になります。
日本各地から集まった匠(大工さん)達が素晴らしい技術(匠の技)を発揮する姿には感動致しました。
(外宮の奥にあり一般の方は見学出来ない加工場でした。写真撮影もほとんど禁止でした)
現在完成直前の「名古屋城本丸御殿」への柱類なども中津川市からの「ひのき」です。
そんな素晴らしい材料を皆さんの住宅に使用させて頂いている広和木材としては、自分が代表して「伊勢神宮」「名古屋城本丸御殿」への研修参加に行かせてもらっている内容を、社員だけでなく協力業者皆さん、お客様皆さんにも、このブログを通じて少しずつでも、ご報告出来れば幸いです。
今から20年前の「式年遷宮」当年は行きたくともとても行ける余裕も無く、その後に通常の参拝をして、DVDやご神木模型などを購入して広和木材本社の神棚に祭ってあります。
ご縁あって4月1日に特別(正式)参拝に行かせて頂きましたので、またブログにてご報告致しますね。
ありがとうございました。
式年遷宮のホームページです http://www.isejingu.or.jp/shikinensengu